【NSBC補講I】 池田純のスポーツビジネス補講BACK NUMBER
『グラゼニ』凡田夏之介vs.池田純氏。
メジャーでスター選手と仲良くなるべし!
text by
池田純Jun Ikeda
photograph byNumber/Morning
posted2018/12/13 07:00
凡田のセカンドキャリアとしてのメジャー挑戦話が……やがてメジャー球団買収の話にまで膨らんだ!!
メジャーで大事なのは……「人脈」!
池田「もちろん選手として活躍できるに越したことはないのですが、大事なのは、メジャーでしっかりと存在感を示し、人脈を作っていくことです」
夏之介「人脈ですか? 僕は野球しかやってきてないですし、どうやって人脈を作ったらいいのか。それに人脈を作ったところで、どう役立てていいのか、わかりません」
池田「ただ目的もなく人脈を作っても、何の意味もありません。人脈をつくり、ネットワークを広げていく中で、最終的につながりたい相手をちゃんとロックオンしておく必要があります」
夏之介「誰ですか? 誰とつながればいいんですか?」
池田「ズバリ、日本人のメジャーリーガー、それも複数年契約で100億円以上も稼いでいる選手です!」
シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手や、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手など、日本球界のエースにして、メジャーの超一流球団の先発ローテーションを担うプレイヤーと「お近づきになれ!」ということか。マイナー契約からスタートしたロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手にしても、あと2シーズンは最低保障額の年俸(およそ6000万円ほど)だが、4年目からは年俸調停権が得られて年俸が一気に100億クラスに跳ね上がる可能性が十二分にある。池田氏は夏之介に、そういった日本のスーパースターと仲良くなれ、という指令を出したのだ。
夏之介「もちろん、もしまたメジャーに挑戦できたら、彼らと仲良くしたいとは思いますよ。でも、そこと僕のセカンドキャリアがどうつながるのか、ちょっとよくわからなくて……」
池田「夏之介選手は、デレク・ジーター選手は知っていますか?」