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酒井宏樹こそが森保Jのコアだ。
周囲の“我”を光らせる兄貴ぶり。 

text by

ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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photograph byTakuya Sugiyama

posted2018/11/20 11:40

酒井宏樹こそが森保Jのコアだ。周囲の“我”を光らせる兄貴ぶり。<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

現在の日本代表でスタメンを失うことが考えづらい選手を考えた時に、酒井宏樹はその上位に確実に入っている。

森保監督が感謝する酒井の存在感。

 森保監督は現在のチームの状況をこう表現する。

「経験のあるベテランの選手たちが、経験の浅い若い選手たちに思い切りプレーさせてあげる環境づくりをしているからこそ、若い選手が躍動するということにつながっていると思います。チームとしてそのバランスが非常に良いことで、より、チームとしての活動ができているのかなという風に思っています」

 森保監督の率いる新チームのなかで、サイドバックを生業にする酒井は、その価値を再発見される選手になるのかもしれない。

 事実、酒井は11月の親善試合でしっかりと結果を残す必要性を訴えながらも、経験のある選手として、この先の戦いも見すえている。1月から始まるアジアカップで、若いチームが勝ち進んでいくためにどうすべきなのか。森保監督をはじめ、周囲と意見交換も行っているという。

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