ファイターズ広報、記す。BACK NUMBER

地震の日、日本ハムの選手たちは……。
被災の現実と向き合い、生まれたもの。 

text by

高山通史

高山通史Michifumi Takayama

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photograph byKyodo News

posted2018/09/28 11:15

地震の日、日本ハムの選手たちは……。被災の現実と向き合い、生まれたもの。<Number Web> photograph by Kyodo News

地震から一夜明けた9月7日、札幌から仙台へと私服姿で移動する清宮ら日本ハムの選手たち。子供たちのサインの求めにも応じていた。

ファイターズに刻まれた深い記憶。

 停電が解消され、テレビでは今も甚大な被害に遭ったエリアの映像を目の当たりにしている。震災から、立ち上がろうとする人たちの姿を見る。手を取り合って、いたわり合う北海道の人たちが各地にいることを知る。力強く前を向き、未来へと歩き出している方々を、目に焼きつけている。

 今回は、備忘録として記した。

 だが選手たち、ほかスタッフと職員も含めたファイターズ全員には不要である。

 活字として残す必要のない深い記憶が刻まれている。

 目いっぱい、力んで、気負って、選手たちは残りシーズンを戦ってくれるはずである。

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