月刊スポーツ新聞時評BACK NUMBER

西野ジャパン、ボール回しの絶望と希望。
日本のマスコミが考えるべき課題とは。 

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プチ鹿島

プチ鹿島Petit Kashima

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photograph byAsami Enomoto/JMPA

posted2018/07/02 17:00

西野ジャパン、ボール回しの絶望と希望。日本のマスコミが考えるべき課題とは。<Number Web> photograph by Asami Enomoto/JMPA

ボール回しに賛否両論あるのは確かだが……ピッチ上では監督と選手たちの意識にまったくズレは無かった。

「対戦相手に日本の情報を提供したりする者も」

 しかし現状は《メディアによっては、むしろ対戦相手に日本の情報を提供したりする者もいますからね。どうするんだよっていう(笑)》(山本昌邦)

 この問題が4年後も続いているわけである。

 W杯という大きな大会であれば、マスコミも相手国に有利になる情報は自重すべきなのか? それともやはりスクープ自由主義でどんどんネタを出すべきなのか?

 まるで「公益か私益か」のような大きなテーマである。

 サッカーW杯の大一番を控えた場合、今後どうすればよいのか。

 スポーツ新聞好きとしてはとても興味がある案件が放り込まれたのである。

 皆さんはどう考えますか?

 以上、6月のスポーツ新聞時評でした。

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