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ロッテの挑発ポスターへの反応は?
「つば九郎の方が」「妬み?」
text by
村瀬秀信Hidenobu Murase
photograph bySports Graphic Number
posted2018/06/21 07:00
ロッテの交流&挑発ポスター。完全に初夏の名物として定着しつつある。
ヤクルトファン「うちのつば九郎の方が」
しかし、肝心のプロ野球ファンはどう思っているのだろうか。今年のセ・リーグ各球団への挑発ポスターの解説と共に、挑発された側、セ・リーグ各球団のファンの方にご意見を聞いてみました。
東京ヤクルトスワローズ 5月29日~31日(千葉ロッテ1勝2敗)
(燕)飛来→苦労(が止まらない)
(挑発さん)「飛来ということで、スワローズ(燕)が飛んでくるけど、マリーンズが相手だと苦労が止まらないよという意味ですね」
<ヤクルトファンの声>
「最高の交流戦でした。ありがとうございます。初戦でいきなり負けましたが、翌日のロッテ戦から7連勝がはじまりまして、文字通り交流戦で飛ぶことができました。ありがとうございます。え、苦労? なにがすか? うちのつば九郎の挑発の方がよっぽどエグイすよ」(40代・男性)
「毎年挑発ポスターを楽しみにしていて、今年も面白かったです。ただ、“飛来”の意味がよくわからなかったです。平井諒?」(30代・男性)
広島カープ 6月1日~6月3日(千葉ロッテ2勝1敗)
赤神(降臨)→嫉妬(しちゃう)
(挑発さん)「カープさんといえば赤。赤神のような強さだと讃えています。しかし逆にすると嫉妬(しちゃう)。カープ女子など、たくさんの若い女性から支持を得ていることから、千葉ロッテマリーンズとしての嫉妬心を表しました」
<カープファンの声>
「毎年挑発ポスターの試みはすごく面白くて楽しみにしているのですが、カープのコレは正面も逆から見ても、褒めていただいている気がします。ありがとうございます。パ・リーグはロッテを応援しまーす」(20代・女性)
「マリーンズさんはこの挑発ポスターで毎年のように『カープ女子に応援されて羨ましい』的なことを言うのですが、正直、挑発というよりただの妬みじゃないですか?」(40代・男性)