“ユース教授”のサッカージャーナルBACK NUMBER
柴崎岳が語る10代からW杯選出まで。
「理想的ではないけど最悪でもない」
text by

安藤隆人Takahito Ando
photograph byAsami Enomoto
posted2018/06/04 08:00

A代表への初選出は2012年2月。代表デビューは2014年8月。果たして、W杯本番ではどんなプレーを見せてくれるのか……。
「理想的とは言えないけど、最悪でもない」
異常に大人びた中学2年生のサッカープレーヤーは、さまざまな苦難を越えて、「26歳の日本人トッププレーヤー」として、日本代表のユニフォームを身にまとってピッチに立つことになった。
「まぁ……(日本代表に)選ばれない時期もありましたしね。いいことばかりではない4年間だったと思いますし。でも、そういったことが逆に自分を成長させてくれたとも思っています。これまでのことは……難しいことも多かったですし、決して理想的な結果ではないのですけど……最悪なことでもない。
大事なのはどんな状況であっても自分を成長させ続けることだと思っているんで。この4年間でやってきたことを、W杯で発揮していきたいと思っています」
