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本田圭佑も雇う「専属戦術分析官」。
Jリーガーが活用する助言の中身。 

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井川洋一

井川洋一Yoichi Igawa

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posted2018/03/14 17:00

本田圭佑も雇う「専属戦術分析官」。Jリーガーが活用する助言の中身。<Number Web> photograph by Yoichi Igawa

マルティノスのサポートをするフリーリンク氏。戦術も個々が把握する時代になっている証しだろう。

「最も大事にしているのは認識する力」

「我々が最も大事にしているのは、認識する力だ。それぞれのシチュエーションで正しく判断し、最も効果的なプレーにつなげること。ポジションや試合状況、自分と仲間、そして相手の位置によって、その答えは常に異なる。

 技術とフィジカルを備えていても、状況を正しく理解して的確な判断を下せなければ、あまり意味がないんだ。それから、私はこらちの見解を述べすぎないようにして、選手の考えを促すようにしている。今のところ、結果にもつながっているし、すべては想像以上に順調だ」

 テクノロジーの発達により、大量のデータが取れるようになり、分析の研究も進んでいる。トッププレーヤーのなかにはその重要性に気づき、自らの成長のために取り入れ、専属のアナリストを雇っている者もいる。

 あたかもそれは、テニスのような個人競技のトップ選手が組むチーム編成のようだ。もちろん、所属するチームの規律を乱さないことを大前提に。

 21世紀のフットボールはあらゆる側面で進化を続けている。

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