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羽生結弦や小平奈緒だけじゃない!
まだまだいるぞ最強日本のメダル候補。
text by
後藤茂仁(Number編集部)Shigehito Goto
photograph bySunao Noto/JMPA
posted2018/02/09 07:00
ソチ五輪で金メダルを獲得した羽生。平昌でも、ふたたびこの笑顔が見れるはず!
開会式で旗手を務める葛西紀明の姿を目に焼き付けろ!
2月9日 11:45~ スキーフリースタイル男子モーグル予選(TBS)
この日は男子モーグル予選が何をおいても見逃せない。昨年の世界選手権2冠、今年1月にはW杯初優勝も果たした堀島行真が金メダルに挑む。3大会連続の出場、今季引退を発表している遠藤尚の集大成のパフォーマンスも見どころだ。またこの日は、オリンピック気分を盛り上げるために開会式(20:00~)もぜひライブで見たいところ。-10℃を下回るという寒さのなかでの開催となりそうで、日本選手団の旗手を務める葛西紀明は「体じゅうにカイロを貼って本番に臨む」と宣言。その表情にも注目!?
2月10日 19:00~ ショートトラック男子1500m、女子500m予選、女子3000mリレー予選(日本テレビ)
兄弟・姉妹での出場にも注目したい今回の平昌五輪。先に触れたジャンプの小林兄弟や、スピードスケートの高木菜那・美帆、ノルディック複合の渡部暁斗・善斗、カーリング男子の両角友佑・公佑、同女子の吉田知那美・夕梨花、アイスホッケー女子の床亜矢可・秦留可などが出場するが、この日初日のショートトラックにも注目の兄弟・姉妹が。女子では菊池姉妹の三女・悠希と五女・純礼が出場(次女の彩花はスピードスケートに出場)。同じく女子代表の齋藤仁美は、弟の齋藤慧が男子の代表メンバーに入っている。兄弟姉妹揃っての活躍に期待したい。
2月11日 10:00~ スノーボード男子スロープスタイル決勝(NHK総合)
スノーボード男子スロープスタイルに出場する國武大晃は日本選手団で最年少。前日の2月10日に16歳になる高校1年生だ。愛知県知多郡の出身。3歳でスノーボードをはじめるが、雪の降らない地域での生活で、毎週末両親の運転する車でゲレンデに足を運び練習を重ねたという。2016年夏から海外遠征をスタートし、今年1月12日のW杯では2位となって初めて表彰台に立つなど、調子を上げてきている。クワガタ飼育のギネス記録を過去に持っていたことでも有名な父・大毅さんとの絆を力に、メダルを狙う若武者の姿に注目。