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羽生結弦や小平奈緒だけじゃない!
まだまだいるぞ最強日本のメダル候補。
text by
後藤茂仁(Number編集部)Shigehito Goto
photograph bySunao Noto/JMPA
posted2018/02/09 07:00
ソチ五輪で金メダルを獲得した羽生。平昌でも、ふたたびこの笑顔が見れるはず!
37歳で五輪初出場の選手に是非注目して欲しい!
2月16日 10:00~ フィギュアスケート男子シングルショートプログラム(TBS)
昨年11月のNHK杯公式練習での右足首の怪我から約3カ月。復帰後初の試合が平昌五輪本番となる羽生結弦は、どんな滑りを見せるのか。団体戦を欠場しこの日のショートプログラムで復帰の可能性が濃厚。王者の帰還に世界中が注目する。
2月17日 12:10~ アイスホッケー男子予選ラウンド カナダ vs. チェコ(NHKネット配信)
21:10~ アイスホッケー男子予選ラウンド ロシアからの五輪選手 vs. アメリカ(NHKネット配信)
前日に引き続き、この日のフィギュア男子フリー(10:00~)はもちろん必見。それ以外に注目したいのが男子アイスホッケーだ。日本男子チームは残念ながら出場を逃したが、冬季五輪の華といえる競技の一つ。この日はカナダ対チェコ、ロシア(からの五輪選手)対アメリカと、世界ランク上位のチームの戦いが予定されている。NHLの現役選手の不出場やロシアのドーピング問題などで、メダル争いの行方は不透明になってきており、強豪同士がどんな戦いを展開するか気になるところ。ちなみにアメリカチームの主将をつとめるのは、元NHLカナディアンズのブライアン・ジオンタ。身長170cmと、長くNHLの最小FWだった39歳のベテランが奮起する。
2月18日 20:00~ スキーフリースタイル男子エアリアル決勝(NHKネット配信、録画は22:05~NHK BS1)
1月20日のW杯で3位に入り、2季ぶり3度目の表彰台に立ったスキーフリースタイル男子エアリアルの田原直哉は、体操からの転向という異色の経歴と、37歳という年齢での五輪初出場で注目を浴びている。体操とスキー合わせて30年という競技歴の集大成。軽やかに宙を舞い、美しく鋭い回転とひねりで、オリンピックの大舞台を沸かせてくれるはずだ。
2月19日 21:30~ スキージャンプ男子ラージヒル団体(NHK総合)
ジャンプ男子勢最後の戦いとなるラージヒル団体。代表に選ばれている5人のうち葛西紀明、伊東大貴、竹内択はソチ五輪ラージヒル団体銅メダルのメンバー。初参加となるのが小林潤志郎と陵侑だ。今季のW杯で大きな躍進を遂げた小林兄弟が、若い力で日本チームをけん引する活躍を見せ、ソチを上回るメダルを獲得するのを期待したい。