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「春日がモデルのキャラは…いません(笑)」オードリー若林が明かした初小説の“執筆ウラ話”「『みんなで勝つ』という青春モノにはならないように…」

posted2026/02/22 11:01

 
「春日がモデルのキャラは…いません(笑)」オードリー若林が明かした初小説の“執筆ウラ話”「『みんなで勝つ』という青春モノにはならないように…」<Number Web> photograph by Hiroshi Ichino

2月にサンフランシスコで行われた第60回スーパーボウルの取材に訪れたオードリーの2人

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一野洋

一野洋Hiroshi Ichino

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Hiroshi Ichino

 自身初の小説となる『青天』を発表したオードリーの若林正恭さん。テーマになっているのは、自身も高校時代に打ち込んだアメリカンフットボールだ。実はその最高峰の舞台であるNFLのスーパーボウルに例年、オードリーの2人は取材に訪れている。全米が熱狂する試合会場で、若林さん(と相方の春日俊彰さん)に初小説の執筆秘話を聞いた。《NumberWebインタビュー全2回の2回目/最初から読む》

「最初にラストのシーンができているんです。最後の言いたいことが先にあるから、そこまで行けばいいというつもりで書きました」

 そんな風に自身初となる小説『青天』の執筆を振り返ったのは、オードリーの若林正恭だ。

「最後のシーンをイメージしたくて、アメフトの画像を探していたけど……ピッタリくるのがなかったんですよね。そのまま探していたら――モハメド・アリの“あの写真”にたどり着いたんです」

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 それは、ソニー・リストンを倒した直後、キャンバスに横たわる相手を見下ろしながら、右腕を折り曲げて何かを叫ぶモハメド・アリの有名な一枚だった。

 勝利を誇示するというより、内側から噴き出した感情がそのまま形になったような瞬間。その姿に、小説のラストシーンを重ねたという。物語は、最初から結末が決まっていた。

「春日の方が頭がいいですね(笑)」

 また作中の登場人物の一人であるオフェンスラインの通称“ダイブツ”は、一見すると相方の春日俊彰がモデルではないかと想起させる。だが、若林は首を振る。

「ダイブツより春日の方が頭がいいですね(笑)。合理的っていうか。ダイブツは……もうちょっと視野が狭い。ストレンジな男ですよね」

 実際にモデルになっているのは、アメフト部の後輩だという。

「モデルらしいモデルがいるのはあいつだけですね。黙々とトレーニングルームで鍛えて、夢とか語らない。淡々と続けているやつが何年後かにすごく実力をつけている。そういうことが俺の中でのあるあるなんですよ」

【次ページ】 相方は『青天』未読…「読ませないと言われていたので」

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