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一方的な展開は「1番の差」なのか。
明暗分かれたSB柳田とDeNA桑原。 

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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photograph byHideki Sugiyama

posted2017/11/01 12:10

一方的な展開は「1番の差」なのか。明暗分かれたSB柳田とDeNA桑原。<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

シーズンOPS1.016の柳田を切り込み隊長で使える。ホークスの陣容の分厚さを象徴する起用法だ。

「1番の差」という声も出てきている、が。

 予想外の一方的な展開となったシリーズの要因は「1番の差」という声も出てきている。

 もちろん不調の桑原を抱えるDeNAのアレックス・ラミレス監督は打順の入れ替えも検討すべきで、シリーズ10打数5安打と当たっている9番・倉本寿彦内野手と入れ替えるという選択肢はあるはずだ。

 ただ、その一方でシーズン中からスランプの中でも選手を信頼することで復調させてきた。それががラミレス監督の流儀でもある。

「明日もきっとシーズン中と同じように『今日から頑張ろう!』と声をかけてくれると思います」

 桑原もそんな指揮官との信頼関係をこう語っている。

 ただ1つだけ言えるのは、土壇場に追い込まれたDeNAには、あと1敗で「今日」がなくなるという現実だ。

 その中で指揮官がどういう決断をするのか。第4戦の先発オーダーに注目したい。

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