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大学No.1GK、日本人守護神に警鐘!?
卒論に選んだのは「韓国人GK論」。
text by
安藤隆人Takahito Ando
photograph byTakahito Ando
posted2017/07/24 08:00
ハリルホジッチ代表監督が求める「身長が190cm以上あるGK」の条件を満たす永石。次代の代表守護神としての期待がかかる。
「出来の良い卒論にして、気持ち良く卒業したい(笑)」
C大阪入団、卒論提出まであと約半年。C大阪には分析対象であり直接のライバルとなるキム・ジンヒョンがいる。
「今の段階から(セレッソでの)レギュラー争いは始まっていると思います。だからこそ、より細かく分析し、学びながらも対抗できる武器を自分の力で作っていかないといけない。セレッソ大阪を選んだのも、彼がいることが大きかった。日本人GKとして真っ向から戦って、キム・ジンヒョン選手を越えたいです。日本人GKの意地を自分が見せないといけないと思っていますから」
大学生という立場ながら、すでにプロとしてのキャリアをスタートさせている永石。最後に、彼はこう笑った。
「これからもたくさん分析し続けて、自分のノウハウとして取り入れプレーを磨いていきたいと思いますし……出来の良い卒論にして、気持ち良く大学を卒業したいと思います(笑)」