畠山健介のHatake's roomBACK NUMBER
ラグビーでオールスター戦は不可能?
畠山健介が指摘する長年の課題。
text by
畠山健介Kensuke Hatakeyama
photograph byKiichi Matsumoto
posted2017/02/24 11:00
接触が続く競技だけに、ラグビーの日程設定は非常に難しい。だが畠山ら選手は何かファンに還元できないかと常日頃から考えている。
人々の結束が、サンウルブズの2年目につながる。
選手やファンの投げたボールを誰が受け止めてくれるのか。「ここにボールを投げてくれ」という人がいまだに現れない。そんなことを繰り返していて良いはずがない。そのことを早く気づいて欲しい。
日本ラグビー協会は2019年のラグビーW杯、2020年東京五輪に向けて「BIG TRY」という新たな戦略計画を発表した。そこに選手からのボール、つまり意思、意見は介在しているのだろうか。
ラグビーは1人でトライを取るスポーツではなく、15人がそれぞれの役割を果たし、チームの結束をもって勝利に向かうスポーツだ。
1人だけでプレーしようとする選手に対し、リスペクトを示すことは難しい。
だからこそサンウルブズは、僕らのボールを受け取って走ってくれると信じている。サンウルブズと所属する全選手、全スタッフに対し、最大限の敬意を表し、送り出したい。
2月25日、13時15分、東京・秩父宮ラグビー場。サンウルブズの2年目が始まる。
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