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大阪桐蔭監督が語る森友哉の「打」。
捕手にこだわるよりも、打者として。 

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氏原英明

氏原英明Hideaki Ujihara

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photograph byNIKKAN SPORTS

posted2014/11/05 10:40

大阪桐蔭監督が語る森友哉の「打」。捕手にこだわるよりも、打者として。<Number Web> photograph by NIKKAN SPORTS

プロ1年目の成績は、92打席に立ち、80打数22安打、二塁打6、本塁打6、打点15、OPSは驚異の.945を記録した森友哉。DHであっても打席に立たせる価値はある選手だ。

「森は、打つだろうというのが見ていて分かる」

 今季は、初本塁打から3試合連続本塁打を放ち、また9月9日の試合では、ロッテのクローザー西野勇士のフォークをすくいあげて、9回表の土壇場に逆転本塁打を放ったこともある。あの時の敵将・伊東勤監督の表情には、高卒新人の枠を超えた大打者が目の前にいるという畏怖が浮かんでいるように筆者には見えた。

「森が、この打席は打つだろうっていうのは後ろから見ていて分かる。特に覚えているのは、高校2年の秋の国体で、松井君(=裕樹、桐光学園~楽天)と対戦した打席です。あの対決の時は、すごい集中力で打席に向かっていました。これは打つやろうな、と。森が集中した時は、すごいバッティングをするんです」

 西谷は、そう回想した。

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 捕手というより、打者として――。

 プロ野球界を席巻するかもしれない森の打席をもっと見たい。

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