ブラジルW杯通信BACK NUMBER
コートジボワール対策は完璧?
日本の未来を掴むW杯が遂に始まる。
text by
矢内由美子Yumiko Yanai
photograph byGetty Images
posted2014/06/13 16:30
南アフリカ大会を経験し、今では代表の中心的存在となった長谷部誠、本田圭佑、長友佑都。コートジボワール戦で、日本のスタイルが世界に通用することを証明してほしい。
本田「強引に、勝手に引っ張ってきた」
世界トップレベルのサイドバックという位置をまさに踏みしめようとしている長友はこう話す。
「前回の対戦からの4年間で、僕たちは間違いなく成長した。今回は僕らの成長を見せることができる。いい相手だ」
そして、この4年間「優勝」を目標に掲げ続けてきた本田である。
「申し訳ないくらい強引に、勝手に引っ張ってきた。ただ、ここからはしっかりと身が伴わないといけない。日本のサッカーはこれからが本当の意味で重要な立ち位置になっていくと僕は思っているから」
日本が初めて本気で「頂点」を目指して臨むW杯。そして、後世に残すべき「スタイル」を示すべく臨むW杯。日本サッカーの未来を占う大会の重要な初戦。コートジボワール戦のキックオフが目の前に迫っている。