
「ありがたいことに(他のクラブからも)プロキャリアとして初めてオファーをいただいて、ありがたかったんですけど、まだここで成長したいという気持ちがあったんで。昨季、最後の京都戦を終えて、サポーターの姿だったり、城福さんの熱い言葉を聞いてやり切ったな、と思いました」(谷口)
「去年は自分の感情で決めたというか、考え方が合理的じゃなかったというか。今年はちょっとそういうのを抜きにして考えようと思って、他のチームから、どういう環境があって、僕に対してどういうヴィジョンがあってオファーを出しているかをしっかり聞いた上で決めようと思ったんですけど、それができなくて。それよりもヴェルディにいた自分の方がイメージしやすくて」(森田)
聞き手の近藤篤さんの「なぜヴェルディに残ったんですか?」というストレートな質問に対する、2人の回答だ。ここから続く会話には、昨季のヴェルディが飛躍できた理由が滲んでいた。
そして2人の関係性が最もよくあらわれたのが、昨季、最終節の川崎フロンターレ戦、谷口がDFながらハットトリックを決めた試合を振り返った時のやり取りだ。残念ながら試合には4−5で敗れたものの、ヴェルディの選手がJ1でハットトリックを決めるのは19年ぶりのことだった。
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森田 めちゃくちゃ浮かれてましたよ、試合終わって。試合後、今年も最後のホームゲーム終わったので2人で寿司を食べてに言って、2時間くらいずっと「俺、ハットトリックしたよね。凄くね」って。ずーっと言ってるから。
谷口 嬉しいですけどね、、、そんな言ってないだろ。2時間は言い過ぎだろ(苦笑)。
森田 いや、本当に。何か別のこと話をしていても「やっぱり凄くね」って(笑)。
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その他にも、このポッドキャストでは以下のようなトピックを聞いている。
- 谷口が語るヴェルディの「グループとしての魅力」
- なぜ谷口はチームメイトに厳しいのか
- J1昇格の2023年より2024年が「濃かった」と感じる理由
- キャプテン森田のプレッシャーとは何か
- 昨季は「4位までいけた」
- チーム内競争は激化…そこへの「期待」とは
- 城福監督が来てクラブのどこが「変わった」か
- 練習は「強度が高くてキツい」けど「楽しい」
長い間クラブを支える2人の信頼感が透けたWインタビュー。時にコミカルに、時に真剣にクラブへの愛を語ってくれたヴェルディファン必聴の27分だ。
※ポッドキャストをお聴きいただけるのはNumberPREMIER会員限定で、このページ下部でご視聴いただけます。
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