強豪国相手にキック戦術で立ち向かう日本。前半は五分の戦いを繰り広げたが、不運な“ヘディングパス”にも見舞われ、じりじりと離されて完敗を喫した。
《畠山健介がFW目線で振り返る》“不運”は改善できたはず。
所属先のワイルドナイツでは16番を着けて後半に出場し、試合を締める着実な仕事ぶりから「ラスボス」と称される堀江翔太が先発起用された理由。それは1番・稲垣啓太、3番・具智元も含めたフロントローが日本のベストパックであり、2番・堀江がベストフッカーであるという首脳陣の評価の表れでした。
プールD開幕試合でイングランドは14人になりながら、スクラムの圧倒的優位を担保として、PGの3点を刻み続けてアルゼンチンを退けた。そのイングランドに日本が勝機を見出すなら、スクラムで組み負けるわけにはいきません。
スクラムでは、相手の1番と2番に挟まれる3番が重要な役割を担うとされています。僕も現役時代は3番でしたが、確かに3番が押されると優位に立つのは難しい。しかし、3番が仕事をするには、スクラム全体をリードする2番の存在が不可欠です。ジャパンで堀江とも組みましたが、彼ほどスクラムに安定感をもたらせるフッカーはそうそういるものではありません。
前半18分に相手ボールのスクラムでペナルティを取られましたが、堀江がコントロールする日本のスクラムは、その後互角に組み続けました。しかし……。
後半開始から具が退き、50分に稲垣が交代、そして62分に堀江が去ると、スクラムはイングランドに圧倒されることになります。ただ、前半を9-13と接戦で折り返せたのは「スクラムがイーブンだったから」で、それは37歳円熟のベテラン、堀江の見事なパフォーマンスによるものでした。
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