工場跡地に現れた巨大な岩壁。仕掛け人は、アウトドア業界に新風を巻き起こす“山の申し子”だった!
今ランニングとともに「Doスポーツ」として人気なのがアウトドアだ。特に自分の力で壁を登るクライミングが注目され、都内に専用ジムが増え続けている。
そのムーブメントを象徴するかのように、今年3月に昭島駅近くにオープンしたのが『PLAY』だ。国際競技会の基準を満たす高さ約16mの壁を屋外に備え、室内にはカフェとヨガスタジオがある。飛行機工場の跡地という広大な土地をフル活用した施設だ。
施設の発案者、田部井進也は言う。
「増えていると言っても、登山人口は国民の10%弱、クライミング人口は1%にすぎません。僕はもっと裾野を広げたい。だからカフェも本気だし、壁も世界基準。屋外の壁にはF1のボディと同じ樹脂が使われています」
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photograph by photographs by Shinya Kizaki