レーンを滑らかに転がる、ずしりと重い球体。その開発を手がけるオンリーワン企業の内部に潜入した!
ボウリング場にはふたつの人種が共存している。ひとつはキャッキャウフフとゲームに興じる、カップルとかのリア充組。もうひとつはスポーツとしてボウリングに打ち込む競技者だ。熱心なプレーヤーはオイルでベタつくハウスボールなど使わない。ひとつ数万円のマイボールを持参し、ベストスコアをめざして投げ込んでいる。
日本ヱボナイトは日本国内で唯一、ボウリングボールの製造を手がける会社だ。栃木県佐野市にある製造工場で、開発責任者の齊木昌和さんに話を聞いた。オンリーワン企業ということだし、ハイテクかつオートメーションな環境を想像していたんですけど、ずいぶん年季の入った機械が並んでいますねえ……。
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photograph by photographs by Satoshi Ashibe