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日本代表はなぜオランダに“2度追いつけた”のか?「明確なメッセージだった」途中出場の冨安健洋が明かした“森保采配”の意図…NHK中継には映らなかった舞台裏
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矢内由美子Yumiko Yanai
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/06/17 11:03
途中出場で存在感を見せたDF冨安健洋
ミックスゾーンで印象的だった表情
グループF首位候補同士であるオランダとの対戦。冨安は「スマートに、リアリスティックになるべき相手だった。もちろん勝ち点3がいいけど、3を獲りに行って0になるより、間違いなく1の方がいい」と狙いを説明した。
復帰の道のりについて聞かれると、「間違いなく皆さんが思っているよりも険しい道だった。何をやってきたかは僕自身がわかっていればいいことなので多くは語らないですが、でも、何となくでここにいてはいけない。ここにいるのが当たり前になってはいけないと思う」と語った。
その言葉通り、冨安が自身に対して見せる厳しい姿勢は変わっていない。けれども、ミックスゾーンを歩いていて自然と笑顔が浮かぶ様子には、苦難を乗り越えたことへの率直な思いがにじみ出ていた。
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「この大会が終わったとき、一番自分が楽しんだと思えるような大会にしたいと思っている。楽しむ資格があると思っている。毎日やるべきことをしっかりやって日本の勝利に貢献できればいい」
地の底から這い上がってきた選手の口から出た言葉に、ふと胸を衝かれる思いがわき上がった。
久保は最後まで姿を現さなかった…
離脱した遠藤航からビデオメッセージが届いたことを意気に感じて報道陣に明かした新キャプテンの板倉滉、左腕にアームバンドを巻いて先発し、「このキャプテンマークは遠藤航のものなので」とさまざまな思いを受け止めてプレーした背番号10の堂安律。どの選手も力強いまなざしを浮かべながら取材に応じていた中で、最後まで姿を現さなかったのが、久保だった。
後半のハイドレーションブレイク後のプレーで相手選手と接触し、左ひざ付近を痛めて途中交代。自身で「×」を出し、交代が必要であることを伝えるジェスチャーを見せた後、タッチライン際で大の字になった背番号8は、自力で歩いてベンチに戻ったが、最後は車いすに乗り、ロッカールームエリアへ戻っていった。
当初はミックスゾーンに来る予定になっていたが、その後判断が変わり、取材対応はなくなった。バルセロナ在住だという記者はオランダ選手にターゲットを変えて取材していた。
果たして久保の負傷はどのような状況なのか――。

