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「あれは教えられない」久保建英17歳の“天賦の才”を長谷川健太は見た…それでも指導者として伝えた“絶対に必要なこと”「ガンバでは堂安律にも…」
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戸塚啓Kei Totsuka
photograph byTakuya Sugiyama
posted2026/06/14 11:42
2019年、長谷川健太監督の信頼に結果で答えた久保建英。FC東京での経験を糧に、18歳でスペインへと飛び立っていった
間近で感じた久保建英の「目標設定」
ティーンエイジャーだった当時から、久保は「目標からの逆算」で行動してきた。その時々で目標を掲げ、自らを見つめてきた。
長谷川が静かに頷いた。
「2019年のシーズン前に彼と話したときに、ものすごく焦っていました。バルセロナの下部組織で一緒にやっていた選手が、もう5大リーグで試合に出ている。それなのに自分は、Jリーグで出ることもできていない、と。このレベルではもう試合に出て、18歳になったらヨーロッパへ戻って、ビッグクラブへという目標設定があったからこその焦りだったのでしょうね」
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久保はレアル・マドリーからマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ、そしてまたマジョルカへの期限付き移籍を経て、22-23シーズンからレアル・ソシエダでプレーしている。今シーズンは自身待望のタイトルとなるコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)を獲得した。
「スペインでこれだけ長くプレーしているだけで、もう十分にすごいことだと思います。ただ、彼自身はレアル・ソシエダからさらに大きなクラブへ、という思いがあるのでは。そして、そのために何をしなきゃいけないのかについて、自分なりの考えを明確に持っているのでしょうね」
オフシーズンのたびに取り沙汰されてきた去就に、動きがあるとしたら──今回のW杯は、これ以上ないきっかけになる。自分次第で、評価が、価値が、変わっていく。
<続く>

