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「次の五輪の話に顔が曇って」木原龍一が真っ先に引退を伝えた夜…木下直哉社長「土地はすでにある」壮大計画も進行する“りくりゅう”2人の未来
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松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byGetty Images
posted2026/06/13 11:05
新しい道を踏み出したりくりゅうの2人。その未来には壮大なビジョンがある
引退の話を切り出したのは、「龍一くんです」と明かす。
「ミラノのときは璃来ちゃんがお姉さんみたいになっていましたけど、ふだんは龍一くんが完全にお兄さんですよ。『引退して指導者をやりたい』と言いました」
「今の社会は、ちょっと辛抱が足りない」
その場では、「感極まる」といったこともなく、淡々と話が進んでいったという。すでに予期していたということもあるだろう。
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「よく、龍一くんが『やめたら雇ってください』『指導者になります』と言っていました。そのときが来たという話ですから。次のステージへ進んだという感覚だったですね。そもそも支援すると決めたときから、30年くらいのスパンで考えているんですよ。
世代が変わるくらいの年数をかけて、最初の世代で基礎を作って次の世代で花が開いていく、ぐらいの考えでなければだめだと思います。そうでないと文化も、スポーツも育たない。どちらもすぐに結果が出るものではないんですね。すぐに結果を求めるのは違うんじゃないですかね。今の社会は、ちょっと辛抱が足りないですよね」
「土地はすでにある」壮大なアカデミー計画
木下氏の自宅で木原たちが引退の報告をした際、カップル競技中心のアカデミーをつくる相談もしたという。
「土地はすでにあるので、あとは建てるだけです。場所は三重県になります。中国とかロシアだとフィギュアのアカデミーがあり、リンクが何面もあってシングルとカップル競技を並行してやっていると思いますけど、カップル競技専門のアカデミーというのは世界にもないと思います。
私がもし死んでも続くように、フィギュアスケートやバレエの支援をする公益財団を作ったんですよ。そこにいろいろ寄付をして、土地も寄付してあります」
指導者の資格をとるには数年かかる。もう少し時間はかかるが、指導者として立つ場所はすでに約束されている。


