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「龍一君の顔色をうかがって…」苛立つ木原龍一、じつは起きていた“りくりゅう最大の危機”…「ようやく巡り合えたパートナー」2人が取り戻した感情
posted2026/03/08 11:00
木原が「スケートの楽しさ」を取り戻した、2025年の世界選手権
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph by
AFLO
ミラノ・コルティナ五輪の金メダルは、前年度である2024-2025シーズン、2人の「原点」を取り戻したことも大きかったかもしれない。
2024-2025シーズンは、葛藤を抱えつつ乗り越えた1年であった。
そのような状況になったのは2023-2024シーズンにある。木原が腰椎分離症と診断され、グランプリシリーズの2戦は欠場を強いられた。
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その後復帰し、四大陸選手権と世界選手権を2位、怪我に苦しんだ期間を思えば、まずはいい形でシーズンを締めくくった。
来たる2024-2025シーズン、怪我が癒え、意気込みは強かった。
だがそれが空回りする。
「話にならない」苛立ち隠せなかった木原
グランプリシリーズのNHK杯2位、スケートアメリカ優勝で、グランプリファイナルに進出する。
ショートプログラム2位で迎えたフリー。ジャンプの転倒などミスが出る。演技を終えると木原は落胆から膝に手をつき、三浦が肩に手を添える場面があった。
結果、フリーは3位、総合では2位で終えた。
その試合後、今までにあまり見られなかった木原の姿があった。
「内容はよくなかったんですけど、しっかり、よくはないですけど、130(点台)にとどまったので、そこは底辺(の点数)が上がってきた証拠かなと思います」
と最初に語ったが、どこか苛立ちを隠せない。

