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「次の五輪の話に顔が曇って」木原龍一が真っ先に引退を伝えた夜…木下直哉社長「土地はすでにある」壮大計画も進行する“りくりゅう”2人の未来
posted2026/06/13 11:05
新しい道を踏み出したりくりゅうの2人。その未来には壮大なビジョンがある
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松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph by
Getty Images
ミラノ・コルティナ五輪で日本ペア史上初の金メダルを獲得し、新たな歴史を築くとともに、競技生活から退いた三浦璃来・木原龍一。「りくりゅう」が叶えた大きな夢の陰には、長年に渡る手厚いサポートがあった。2人を支援してきた「木下グループ」の代表取締役社長兼グループCEOの木下直哉氏に、共に歩んだ「りくりゅう」の秘話を聞いた。〈Number Webインタビュー全3回の3回目/第1回、第2回も公開中です〉
◆◆◆
ミラノ・コルティナ五輪の団体戦で限りなく金メダルに近い銀メダルを獲得、北京五輪からの成長を示した日本フィギュアスケート代表チーム。
その中にあって、三浦璃来・木原龍一ペアは、ショートプログラム、フリーともに1位となって大きな役割を果たすとともに、好調であることを示した。
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迎えた個人戦は、しかし、ショートプログラムで予想外の結果に終わる。リフトで普段ならば絶対にしないミスが出て5位となったのだ。
SP5位…実は予約していた“残念会”
木下直哉氏は、三浦・木原をはじめ所属する選手たちの応援のため、当地を訪れていた。
ショートプログラムが終わったときの心境を尋ねるとこう答えた。
「フリーが終わった後に慰めの会をやろうと思ってレストランを予約しました」
その上で、フリーへ向けてこう思っていたと言う。
「何色でもいいからメダルを獲ってほしい」
そしてフリーを迎えた。
「子どもの運動会でも一緒ですけど、直視できなかったです。失敗するな、失敗するな、と思って見ていて、一つ成功するたびに『失敗しなくてよかった』『失敗しなくてよかった』。無事終わってほしいと願っていて、人間って、ほんとうに大事なときは直視できないなと思いました。(コーチの)ブルーノ(・マルコット)を見ながら、リンクを横目で見る、そういう感じで見ていました」
その中で、三浦と木原は競技人生最高の演技を披露する。


