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消えた巨人監督の就任説…名将3人の名前「OB比率100%」巨人監督=生え抜き論はなぜ生まれた? OB反発、誕生しなかった「巨人・星野仙一監督」

posted2026/06/04 06:00

 
消えた巨人監督の就任説…名将3人の名前「OB比率100%」巨人監督=生え抜き論はなぜ生まれた? OB反発、誕生しなかった「巨人・星野仙一監督」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

星野仙一が巨人監督に就任する可能性もあった

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NumberWeb編集部

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「巨人の監督は生え抜きであるべき論」はなぜ生まれたのか? 橋上秀樹の代行監督就任によって崩れた“不文律”のナゾを追った記事の凝縮版をお届けします。

 巨人の監督には、生え抜きのエースか4番しかなれない――。その不文律は、阿部慎之助監督の逮捕劇によって突然崩れ、橋上秀樹コーチが監督代行として巨人初の“外様監督”となった。だが、そもそもこの不文律は本当に存在したのか。歴史を辿ると、水面下で何度も「掟破り」の打診が行われていた事実が浮かび上がる。

 1950年から2025年まで、巨人のOB監督比率は100%を記録している。広島の89.3%、阪神の78.7%と比較しても、その数字は突出している。

「監督を引き受ける気はあるのか」

 1988年、王貞治監督の進退問題が浮上した際、フロントはヤクルト・西武で日本一3回の広岡達朗に接触を試みた。正式要請ではなかったものの、「もし王監督が辞める場合、監督を引き受ける気はあるのか」という確認を行っている。

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 2005年の「幻の星野仙一監督」騒動は、大きな波紋を呼んだ。読売グループの幹部たちが相次いで「OBにこだわらない」旨を公言し、星野就任が現実味を帯びてきた。するとOBたちが一斉に反発した。

 かつて自身も監督候補に挙がったことのある広岡達朗は、こう怒りをぶちまけた。

〈万一そうなったとしたら、とんでもないことですよ。これまでの巨人軍の伝統を守り、支えてきたOBがいるというのに、そういうOBをないがしろにして、第三者に任せるということは、会社でいえば倒産に等しい。まさしく恥ですよ〉(2005年9月15日号/週刊実話)

 槙原寛己も〈星野さんよりも巨人生え抜きのOBの中から監督を選んでほしい。それが今のオレの正直な気持ちだね〉(2005年9月8日号/アサヒ芸能)と率直な本音を吐露した。

 9月10日、星野は阪神残留を表明。張本勲は〈歴史上、生え抜きの監督がずっと務めてきたのは世界で1球団、巨人だけ。ロマンがあっていいし、人材はいるんだから〉(2005年9月12日付/スポーツニッポン)と安堵の声を上げた。

 この騒動を経て、「巨人の監督は生え抜きであるべき」という価値観がOBとファンの間で明確化されていった。

 そして2018年、山口寿一オーナーが初めてこの"不文律"を言語化した。

〈現役の時に重たいものを背負った、苦しんだという人が監督にふさわしいのではないかというのが、これまでの巨人軍の考え方だった〉(2018年10月3日配信/日刊スポーツ)

 その言葉で不文律は定説になり、しかし皮肉にもその山口オーナーのもとで、橋上代行という初の外様監督が誕生したことになる。

 広岡達朗、星野仙一、そしてもう一人いた“監督候補”。その名前と、不文律の謎に迫った内容は、本編でさらに詳しく描かれている。

<つづく>

 ◆

 この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。

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