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「無名の23歳が全球ストレートで大谷翔平斬り」衝撃ピッチを見せたオリックス右腕の“それから”「ビビってて務まるところじゃない」寺西成騎の存在感

posted2026/06/03 11:18

 
「無名の23歳が全球ストレートで大谷翔平斬り」衝撃ピッチを見せたオリックス右腕の“それから”「ビビってて務まるところじゃない」寺西成騎の存在感<Number Web> photograph by JIJI PRESS

プロ2年目の寺西。中継ぎの一角として存在感を示している

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米虫紀子

米虫紀子Noriko Yonemushi

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 オリックスの勝ちパターンにまた伸び盛りの若手投手が加わった。入団2年目の右腕、寺西成騎だ。

 3年ぶりの王座奪還を目指すオリックスは現在パ・リーグ2位につけている。宮城大弥、山下舜平大という左右のエースが5月に肘の内側側副靭帯再建術を受けるなど、怪我で離脱した選手が多数いるにもかかわらず、首位争いができている要因の一つはリリーフ陣の安定だ。

 クローザーのアンドレス・マチャドは、今春のWBCでセットアッパーとしてベネズエラ代表の初優勝に大きく貢献し、その揺るぎない自信を土台に、現在14戦連続セーブ中。8回を任されているプロ5年目の椋木蓮は、浮き上がるようなストレートとフォークを軸に、現在リーグトップタイの16ホールドポイント。5月は9試合に登板し無失点という無双状態だった。

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 7回は、山崎颯一郎やトミー・ジョン手術から復帰したばかりの吉田輝星などが任されてきたが、そこに寺西が定着した。

 昨季のオリックスは試合終盤に逆転されたり追い付かれるという展開も多かったが、今季は7回までにリードしていれば逃げ切れるという安心感がある。

全球ストレート“大谷斬り”の衝撃

 星稜高、日本体育大を経てドラフト2位で昨年オリックス入りした寺西は、その前年までエース宮城が背負った背番号“13”を与えられたことからも期待の大きさがうかがえた。

 昨年は先発で2勝を挙げたが、後半勝ち星を伸ばせずにいた。その後、ファームで二軍のコーチ陣とフォームを見直したことで、「出力の上げ方を掴めた」と手応えを得た。

 その手応えが自信に変わったのは、今年3月2日に行われた侍ジャパンとの強化試合だった。

【次ページ】 「怖かった」それでも大谷に立ち向かって…

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