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「ユイトお前マラソン選手だな!」サッカー日本代表MF鈴木唯人…久保建英や南野拓実との違いとは「自分はゴリゴリと」〈vsスコットランド戦スタメン予想〉
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byDefori Images/Getty Images
posted2026/03/28 17:01
ドイツ2年目で進境著しい鈴木唯人。日本代表スコットランド戦スタメンが濃厚だ
しかも、これまでの2シャドーのポジションでプレーしてきた南野拓実と久保建英を欠く。さらに、このポジションで起用されることの多かった鎌田大地は、クリスタル・パレスでの役割と同様に、3列目でプレーする見込みだ。となると、これまで、あまり起用されなかった選手が躍動するようでなければ、日本が良い戦いを見せることなどできない。
「みんな、特長が違うので。僕は違ったタイプの選手として、いい色をチームに与えればいい」
そう前置きした鈴木は、久保や南野との違いをこう整理してみせた。
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「タケとか、南野拓実選手と比べれば、自分はもっと推進力とか、ゴリゴリと行くタイプで。彼らはもっと技術が上手くてやっていくタイプだと思うんです」
先発予想:唯人の“相方”は誰になるのか
技術で相手を崩すのではなく、推進力と強度で局面を切り裂く。フィジカルを前面に出してくるスコットランドやイングランドのDFにとって、鈴木のような「ぶつかっても止まらない」タイプの選手は、技巧派とは別の種類の脅威になる。
しかも鈴木には、ブンデスリーガで磨かれた「走って戦って守備して」というベースがある。フィジカルを武器にしてくる相手に対して、同じ土俵で渡り合ったうえで攻撃の違いまで見せられる。
そういう選手こそ、この2試合では2シャドーの一角を任されるにふさわしい。
では、その相方はどうなるだろうか。
イングランド戦が現状のベストメンバー、日本時間29日午前2時(現地28日17時)にキックオフされるスコットランド戦では、代表でのプレー機会の少なかった選手が送り込まれることになるはずだから、鈴木唯人のパートナーとして佐野航大が起用される可能性が高い。
オランダのエールディビジの全てのフィールドプレーヤーのなかで唯一フルタイム出場を続け、現地の『Voetbal International』誌の採点ランキング2位につけるほどのパフォーマンスを見せている。この状況で彼にチャンスを与えないわけにはいかないだろう。
鈴木彩艶が2戦連続スタメンの可能性も
ボランチのポジションでは、試合で何かを試すときに、選手の個々のパフォーマンス、フォーメーションと並んで「選手の組み合わせ」をチェックするという森保一監督のことだから、ここまで同時起用されたときに良いパフォーマンスを発揮している田中碧と佐野海舟のコンビを45分間は見たいのではないだろうか。

