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「ユイトお前マラソン選手だな!」サッカー日本代表MF鈴木唯人…久保建英や南野拓実との違いとは「自分はゴリゴリと」〈vsスコットランド戦スタメン予想〉
posted2026/03/28 17:01
ドイツ2年目で進境著しい鈴木唯人。日本代表スコットランド戦スタメンが濃厚だ
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph by
Defori Images/Getty Images
「え!? アルフォンソ・デイビスと同じスピードなの?」
データを調べていくと、声をあげずにはいられない。
カナダ代表史上、あるいはバイエルン・ミュンヘン史上、もっともトップスピードが速い選手ではないかと言われるのがデイビスである。ただ日本代表には、今シーズンのブンデスリーガでそんな選手と同じトップスピードを記録した選手がいる。
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ブンデスリーガでプレーする日本人選手のなかでも最速で、所属するフライブルクの選手のなかでもトップのスピードを誇るのが、鈴木唯人である。
フライブルクの中で「最も走っていますし」
もっとも、本人はスピードそのものよりも、繰り返し走り続けられるようになったところに手ごたえを覚えている。
フライブルクは今月、ベルギーのゲンクを破りクラブ史上初めてヨーロッパリーグのベスト8進出を決めた。そのゲンクとのホーム&アウェーの2試合とその前後に組まれたブンデスリーガ2試合を含めた4連戦。過酷なスケジュールの中、フライブルク2列目の選手のなかで、ダントツで長い時間ピッチに立ったのが鈴木だった。
「監督にどんなところを評価されて、そこまで長く起用されていると思いますか?」と直接たずねると、鈴木は即答した。
「一番、ハードワークできるからじゃないですかね。チームの中でデータとしても最も走っていますし」
照れるでもなく、威張るでもなく、ただ事実として口にする。このさらっとした語り口に、今の鈴木の自信がにじみでる。速く走れるということ以上に、人よりも多く、長く走れる――つまり、ハードワークできる――ところに、手ごたえを感じている。
ユイトはもはやマラソン選手だな
昨シーズンまで指導した堂安律の献身性とハードワークをたたえていたユリアン・シュスター監督からはこう言われることがある。
「オマエ、ちょっとやりすぎだ(笑)。 こんな(運動量に関わるデータ)の数値は見たことがないぞ!」
チームメイトからは、こうやって冷やかされる。

