熱狂とカオス!魅惑の南米直送便BACK NUMBER
「ミトマ、これぞカウンターのお手本」ブラジルTV局、三笘薫のイングランド撃破弾を絶賛…一方で「伝統的な弱点」を日本通記者がズバリ指摘
posted2026/04/03 19:18
イングランドをウェンブリーで打ち破った三笘薫のゴール。王国ブラジルメディアも興奮するほど完璧なカウンターだった
text by

沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph by
JFA/AFLO
サッカー日本代表は北中米W杯を前に充実した2試合を戦った。日本通であるブラジル人記者チアゴ・ボンテンポ記者に見解を聞いた。〈全3回〉
「ワールドカップ(W杯)前の重要な強化試合で、フットボールの聖地ウェンブリー・スタジアムの8万人の大観衆を前にしてイングランド代表を倒す――ある意味でW杯優勝よりも難しいことをサムライブルーはやってのけた!感動したよ。これまで20年以上、地球の反対側から日本のフットボールを追いかけてきたけれど、こんな日がこれほど早く来るとは思わなかった」
「とはいえ、イングランドが数人のレギュラーを欠いており、なおかつ出来が悪かったのは事実。浮かれてばかりはいられない」
「終盤、一方的に攻められたことは反省すべき。でも、一方で森保一監督はあえてあのような状況を作ってチームをテストした、とも思えるんだけどね」
ADVERTISEMENT
ブラジルメディアきっての日本通チアゴ・ボンテンポ記者は、サムライブルーの快挙を喜びながらも、彼ならではの冷静な視線とシニカルな見方を披露してくれた。
イングランドは主力を欠いたが、それは日本も
――まず、この試合の両チームの先発メンバーをどう思いましたか?
「イングランドは、CFハリー・ケイン、右ウイングのブカヨ・サカ、MFのデクラン・ライスやジュード・ベリンガムら主力を欠いていた。一方、日本は28日のスコットランド戦ではなくこの試合に主力を投入。久保建英、板倉滉、遠藤航、冨安健洋らが故障で欠場したとはいえ、現時点のベストメンバーを送り出した」
――序盤の日本をどう見ましたか?
