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「ワシの言うこと聞けば天下獲れるわ」精神論でも体力自慢でもない高校サッカー初三冠・東福岡伝説「雪の決勝直前…」「黄金世代のU-20代表に4人」 

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生島洋介

生島洋介Yosuke Ikushima

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photograph byKyodo News

posted2026/01/18 11:02

「ワシの言うこと聞けば天下獲れるわ」精神論でも体力自慢でもない高校サッカー初三冠・東福岡伝説「雪の決勝直前…」「黄金世代のU-20代表に4人」<Number Web> photograph by Kyodo News

1997年度、高校サッカー三冠を達成した東福岡。人気は頂点にあった

 事実、三冠のプレッシャーがかかった選手権の決勝当日でさえ、選手たちは国立競技場で記念撮影をしたりしてリラックスしていた。もっとも、その裏では、試合に向けて個々が自律して心身をセットできる大人びたメンタリティも備えていた。

 ほとんどの選手が地元出身にもかかわらず、国内の同年代では群を抜くタレントが揃っていた。

 金古が2年になると、普段からJクラブのサテライトや大学と練習試合を行うようになる。「高校生と試合すると楽に感じる」というほど鍛えられたチームからは、本山、古賀誠、手島、そして金古と4人もの選手が1998年のアジアユースに出場。手島と本山は翌99年のワールドユースの代表メンバーでもある。

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 当時の日本代表監督フィリップ・トルシエがいわゆる「黄金世代」を率いて、準優勝を果たした大会だ。

「高2のインターハイで優勝した後に代表に呼んでもらえて、(小野)伸二さんを間近に見たときは衝撃でした。あの時期の代表活動を通して成長できたことは間違いないです。そこに東福岡から4人も入っていたんですよね……。ただ、東福岡は東福岡でまた別の強いチーム。完全に切り替えていましたし、チームに戻ってレベルが落ちる感覚もなかった。もし東福岡が代表と戦ったら、どうなったかわからないですよ」

金古は高3時代を「もったいない」と…なぜ?

 当時としては先進的な育成哲学を持っていた東福岡。1年時からその守備の要を担ってきた金古は、併行する代表活動での刺激も受けながら、着実に力を伸ばしていった。だが、選手権連覇を果たした最終学年を、彼は「もったいなかった」と振り返る……。

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#3に続く
「高3がもったいなかった」世代別日本代表+選手権連覇直後の全治8〜10カ月「1つ悪かったのは…」超高校級DFが泣いた大ケガと“28歳の戦力外”
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