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青学大に見せつけられた“差”「もう惨敗です」箱根駅伝6位・駒澤大が復路でも突き放された根本的な敗因「箱根だけに特化すればいいのか…」
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佐藤俊Shun Sato
photograph byYuki Suenaga
posted2026/01/04 11:00
駒澤大の大エース・佐藤圭汰は故障から回復しきれず、もっとも平坦な10区に起用。それでも区間新を出しただけに、万全ならと悔やまれる
だが調子の合わせ方や故障の予防だけでなく、青学大との差を考えると、そもそも選手層の厚さや山の仕込みで、やや後れをとっているように見えた。安原を「ぶっつけ本番」で5区に起用しなければいけないという状況は異常ともいえる。
特に特殊区間の5区については、第2候補ぐらいまでは仕上げて準備していくことが必要だろう。これまで山下りを担当してきた伊藤蒼唯(4年)も今年で卒業だ。つまり6区にも穴ができる。山が駒澤大のアキレス腱にならないようにしたいところだが、藤田監督も「そこはうちの課題になってきます」と認識しており、今後、どう整えていくのか。
来年から今回の青学のタイムがスタンダードになる
青学大の総合成績は、10時間37分34秒の大会新だった。藤田監督は復路のスタート時点で10時間36分台が出るのでは、と予想しており、驚きはしなかったという。
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「来年からは、このタイムがスタンダードになっていくので、指導者もそういう意識を持って、練習から選手を作っていかないといけない。青学大に勝つのも大変ですが、今後はシード権を獲るのも大変な時代になっていくだろうなと思います」
選手たちが口にする「強い駒澤」を作るためには、どうすべきか。
“惨敗”が駒澤大の何かを変えていくキッカケになるだろうか——。

