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青学大に見せつけられた“差”「もう惨敗です」箱根駅伝6位・駒澤大が復路でも突き放された根本的な敗因「箱根だけに特化すればいいのか…」
posted2026/01/04 11:00
駒澤大の大エース・佐藤圭汰は故障から回復しきれず、もっとも平坦な10区に起用。それでも区間新を出しただけに、万全ならと悔やまれる
text by

佐藤俊Shun Sato
photograph by
Yuki Suenaga
第102回箱根駅伝、往路7位と低調だった駒澤大学。トップの青学大に4分52秒もの大差をつけられ、総合優勝の夢は霧散した。それでも往路のゴール後、前回大会同様に「復路優勝して駒澤の意地を見せる」と、藤田敦史監督は強気だった。
だが、復路は3位。駒澤大は総合6位に終わった。
もう惨敗です
「惨敗ですね。総合優勝を目指していて6位というのは、もう惨敗です」
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藤田監督は、悔しさを滲ませて、そう言った。
復路優勝を目指して、4年生を中心にできる限りのベストな布陣を敷いた。それでも青学大に追いつくどころか、さらに突き放され、フレッシュグリーンの背中はどんどん遠くなっていった。
駒澤大は、なぜ青学大に勝てなかったのか。
ひとつは、箱根に対する取り組み方の違いだ。20kmで勝負する準備が、青学大ほど整っていなかったと言えるだろう。
藤田監督は、青学大の強みをこう語る。
箱根だけに特化すればいいのか
「青学大は、箱根を目指して1年間ずっとやってきているチーム。20kmの距離を10人で戦う、となった時の強さは一番あります。じゃあ、我々も箱根だけに特化した取り組みをしたらいいのか、というと難しい。箱根の先がある選手もいますので、箱根だけっていう風にはしたくないんです。
我々は全日本では17回勝っているので、ミドルレンジの強さは間違いなくある。それを箱根につなげるために距離をガンガン踏んでいくと、それだけになり、駒澤の良さが薄れてしまう。箱根に対する考え、強化の違いがあり、そこで負けているのは事実ですが、うーん、難しいですね……」

