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青学大と往路“4分52秒差”の悪夢「いやぁ厳しい」箱根駅伝優勝候補・駒澤大の異変…「往路に4年生が一人だけ」「5区はぶっつけ本番」のウラ事情
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佐藤俊Shun Sato
photograph byNanae Suzuki
posted2026/01/03 06:03
主力の故障者続出で、「ぶっつけ本番」で5区に投入された安原海晴。健闘したが青学大・黒田朝日の超人的な走りの前に駒澤大は大差をつけられた
「本当は(5区を)山川で行きたかったですけど、安原はよく頑張ってくれました。最後、71分(71分38秒、区間7位)台でまとめてくれたので、さすがだなと思いましたね」
次期エースの復活は収穫
4区で落ち込みはしたが、3区まではレースを作れており、収穫もあった。
1区の小山翔也(3年)は区間5位、トップの国学院大と20秒差で自分の役割を果たした。2区は桑田駿介(2年)だった。その快走は、“強い桑田”が戻ってきたという自信に満ち、出雲駅伝の失速を3倍返ししてみせた。
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「2区は、2週間前に言われました。藤田さんには『自信を持って配置した』と声をかけていただいたので、期待に応える走りをしたいと思っていました。設定は、(駒澤大2区経験者の)田澤(廉)さん、(鈴木)芽吹さん、篠原(倖太朗)さんの記録を見て、最初の10kmを28分20秒台で入り、次の5kmを14分40秒ぐらいでいく。そこから、最後は頑張るみたいなプランでした。今回は耐える2区になりましたけど、予定通りに走れてよかったです」
区間8位だが、タイムは66分19秒。予定していた66分45秒よりも速く、「なかなか任せてもらえない区間で、うまく走ることができて自信になった」という。98回大会で田澤が出した2区の駒澤大記録(66分13秒)に迫るタイムに、大八木総監督からも「よくやった」と褒めてもらい、桑田は嬉しそうな表情を見せた。
4年生の意地
帰山も、4年生で唯一の往路出場で意地を見せた。

