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「むしろ清々しい負けです」神野大地監督の新チーム始動、ニューイヤー駅伝出場と最下位、病との闘い…激動の1年に「今は充実している」 

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佐藤俊

佐藤俊Shun Sato

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photograph byIchisei Hiramatsu

posted2026/01/02 11:09

「むしろ清々しい負けです」神野大地監督の新チーム始動、ニューイヤー駅伝出場と最下位、病との闘い…激動の1年に「今は充実している」<Number Web> photograph by Ichisei Hiramatsu

初挑戦のニューイヤー駅伝は最下位に終わったが、新チームMABPマーヴェリックの挑戦はこれからだ。左から山平怜生、神野大地監督、中川雄太

1年目は「75点ぐらい」

「75点ぐらいです。いや、自分としてはうまくいっていると思いますが、もしかしたらもっとうまくいっていた可能性もあるのかもしれないので、余白をもたせて(笑)。

 ただ、スタートして1年ですが、僕はこのスタッフの体制に不足はないと思っています。そのくらいいいチームです。よくありがちなのは、監督やコーチ、マネージャーがそれぞれメニューを提供する分散型だと、結果を出した選手を見ている人が急にのし上がってきたりするんです。

 でもマーヴェリックでは、自分を立ててくれて、最終的には神野監督のチームって感じでみんながサポートしてくれる。そこはまだ指導者としての経験が浅い自分にとって、とてもありがたいと思っています」

余計なことを考える必要がないぐらい、充実している

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 神野個人としては、2025年はジストニアの手術を受けるという決断もあった。闘病が終わったわけではなく、決して楽な1年ではなかったはずだ。

 それでも、始動した4月以来、基本的に毎日、選手と朝練をし、朝食を食べて雑務や他の仕事をこなし、午後も練習をして、夕食を摂る。毎日午後9時ごろまでクラブハウスにいて自宅に帰ると、いろいろ考える時間がないくらい疲れ果て、すぐに眠りに落ちて、また朝を迎える日々が続いている。    

「スタートして以来、健康的な生活を送っていますよ。余計なことをいろいろ考える必要がないぐらい、今は充実しているっていうことなので、いいかなと思っています」

ニューイヤーで厳しい現実を突きつけられたが

 ニューイヤー駅伝では、目標の20番以内を達成できず、最下位の40位に終わった。7区の前で襷が途切れて繰り上げスタートに。初陣のMABPが、本気で向かってきた強豪実業団チームから厳しい現実を突きつけられたというところか。

 それでも神野は、前向きだった。「この負けはむしろ清々しい。悔しいですが、来年のニューイヤー駅伝では40番という一番底から這い上がっていきます」と、集まってくれたファンの前で宣言した。最初の挑戦が終わり、これで一つ区切りがついた。この日の夜の眠りは、より一層深いものになるだろう。

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「初年度でニューイヤー駅伝出場→最下位」も…“山の神”神野大地監督と箱根駅伝未経験ルーキーの1年間「神野さんは先輩以上、監督未満の近さ」
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