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米メディアがいずれも「1億ドル超え長期契約」を予想の衝撃…西武・今井達也“メジャー争奪戦”の行く末は？「今オフの市場の中心に立っている」

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一野洋Hiroshi Ichino

photograph byHideki Sugiyama

posted2025/11/20 06:01

ポスティングを利用してのメジャー挑戦を表明した埼玉西武ライオンズの今井達也。最強右腕のMLB評価は？

　ロドンは左ひじの手術を受けて来季開幕には間に合わないため、ヤンキースが即戦力の先発投手を必要としている現状を考えれば、今井の名前が早期から挙がるのは自然な流れだ。

　ボストン・レッドソックス、シカゴ・カブス、ロサンゼルス・ドジャースの名前も取り沙汰されている。

　レッドソックスはMLB公式サイトでジャイアンツとメッツとともに今井がフィットしそうな球団の一つに挙げられている。また、今永昇太が残留を発表したとはいえ、カブスはオフの最優先課題に投手層を厚くすることを挙げている。

　ドジャースは大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希と日本人投手の流れを作ってきた球団で、実力ある日本人先発投手が語られる下地がある。これらの球団の顔ぶれを俯瞰すれば、今井がすでに“今オフの中心域”に立っていることは明らかだ。

　MLB公式サイトも、その評価を後押しする。

　今井をFA市場の上位30名のうち11位にランクし、先発投手に限れば4番目。NPB右腕がMLBの先発市場でここまで高い位置に入るのは決して当たり前のことではない。

　今井の市場価値を決定づけたのが、米メディア各社の契約予想だ。

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