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ドジャース山本由伸「ウエイトなしで体重4kg増」ワールドシリーズMVPのウラに“米2年目の進化”…ロバーツ監督の衝撃起用に応えた肉体の秘密
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田中大貴Daiki Tanaka
photograph byDaniel Shirey/MLB Photos via Getty Images
posted2025/11/07 17:00
山本由伸を強く抱きしめたロバーツ監督
昨季、筆者が山本のもとを訪ねていた時期に、山本は戦線離脱を余儀なくされることになった。24年6月15日のロイヤルズ戦に先発するも2回28球で降板。上腕から右肩にかけての怪我で3カ月近く離脱することになった。昨年の今頃は、日本時代にも経験したことがない長期の離脱となっていたのだ。
「あの時と比べると身体はかなり楽になってきています。やはり去年は“こうしなければいけない”が強かった。今年はその環境、状況に上手く馴染もうと考えるようになりました。食事を摂る時間、移動時の休息の取り方……その場、その場でベターな選択を考えられるようになった。去年は過密日程の中に東海岸への2往復があって、その時に身体が完全におかしくなりました。あれが怪我の原因の一つかなと思っています」
メジャー初年度の夏場、気が付けば山本の体重は3kg以上も減っていた。MLBの中で最も移動距離が長い球団、それがドジャースである。1年で4万9000マイル(約8万km)近い移動距離。これは地球2周分に相当する。対戦相手以外に“移動”という敵がいた。
ウエイトしない山本の体重が4kgも増えた
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試合以外での身体への負担をどう取り除くか。メジャー2年目の山本は試行錯誤を重ねた。先発投手にとって、中5日での登板も入って来る6月は鬼門である。今季もドジャースは6月の30日間で27試合が組まれ、目まぐるしい移動ゲームをこなさなければならなかった。身体のしなり、柔軟性、天性の柔らかい筋肉から繰り出される直球と多彩な変化球は彼の身体がヘルシーだからこそ生み出される。

