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ドジャース裏話…大谷翔平が“ロバーツ監督の辛辣評価”に意外な表情「打てば勝てると思ってるのかな、と」気づけばポストシーズン6本塁打

posted2025/10/27 11:30

 
ドジャース裏話…大谷翔平が“ロバーツ監督の辛辣評価”に意外な表情「打てば勝てると思ってるのかな、と」気づけばポストシーズン6本塁打<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

ロバーツ監督から苦言を呈された大谷翔平だが、その質問を記者からされると意外な反応を見せた

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Nanae Suzuki

「あと3勝」となったドジャースのワールドシリーズ連覇。指揮官の苦言を受けた大谷翔平の「意外な反応」の記事の凝縮版をお届けします。

WS1号、気づけばPS6本塁打にOPS「.966」

 山本由伸の2試合連続完投勝利とともに、大谷翔平もドジャースの世界一防衛へ着々と仕事をしている。ワールドシリーズ第1戦、ドジャースはブルージェイズに4-11の大敗を喫したものの、大谷は7回の第4打席にフィッシャーが投じた85マイル(約137キロ)のカーブにスイングをかけた。41度の打球角度は“打ちあがりすぎた”かと見えたが、打球速度103.7マイル(約167キロ)、飛距離357フィート(約109メートル)でライトスタンドに運んだ。

 フィリーズとの地区シリーズでは相手バッテリーの徹底的な対策で18打数1安打、打率.056と苦しんだが、気づけばポストシーズン通算では6本塁打、強打者の指標であるOPSはチーム主力でトップ「.966」と、しっかりと仕事を果たしている。

 そんな大谷について、今季のポストシーズンで話題になったのがデーブ・ロバーツ監督の“苦言”だ。

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 ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズを控えた10月11日。ロバーツ監督はオンライン会見で語気を強めた。

「このパフォーマンスのままではワールドシリーズは勝てない。打席を改善しなければ。修正してくれると期待している」

 エンゼルス時代の6年間、そしてドジャースで2シーズンを過ごした大谷に対して、これほどまでに辛辣な評価は、初めてだった。当初、記者は面食らったが――じつは日本ハム時代、大谷の二刀流を大きく飛躍させた栗山英樹監督もそのようなスタンスを取ることがあった。どんなパフォーマンスをしても「普通だよ」と褒めることはせず、結果が出ても常に報道陣の前で厳しい言葉を並べていたからだ。

ロバーツ監督の辛辣評価に大谷は“意外な反応”

 10月15日、大谷は三塁側の臨時会見場に現れた。

【次ページ】 ロバーツ監督の辛辣評価に大谷は“意外な反応”

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