「僕だけでなく親も不完全燃焼だったので」夏の甲子園を逃したプロ注目球児…身長189cmの帝京146キロ腕、“二刀流左腕ショート”らが沖縄に集結 

「ショートと投手（左）をやりたいんですが、チームが強いのでなかなか出場する機会がないのと、同い年の高校生はどのくらいのレベルなのか知りたくて参加しました」

リベースの花村　©Kou Hiroo

――昨日は先発しましたが？

「久しぶりの登板で、マウンドの状態も確認せずに入ったので納得いっていないのですが、球速は141km/hと思ったより出ていたので、次は入りを修正したいと思います。

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　興南高校など強豪校でやっていた選手は、寮での話など自分の知らない話が聞けて面白かったです。将来は選手一本で行きたいと思います。NPB球団のテストを受けて入団して実績を積むことも考えていますし、MLBドラフトにかかって入団しようとも考えています。1年前にアメリカで野球をしたんですが、その時は大学生相手に結構通用しました。このサマーリーグでは左投手としてのスキルを磨きたいと思います」

沖縄だけでなく北海道でも球児たちが

　彼らの野球人生が交錯したサマーリーグ。ここから、どんな選手が巣立っていくだろうか。そして沖縄から約3000キロ離れた、北海道。エスコンフィールドHOKKAIDOでも甲子園にたどり着かなかった球児たちが、白球を追っていた――。〈つづく〉