「クボより機動力が」「身長192cmのWB…まだ力を」トルシエが“W杯秘密兵器”に推すE-1日本代表の3人「リュウノスケ、モチヅキ、ジャーメインだ」 

「そこに驚きはない。選手たちは自分たちのレベルをプレーで体現した。チームに対して彼らは100％貢献していた。個人レベルでは、自分たちのすべてを出し尽くそうとしていた。その意味で、彼らは自分たちのレベルのプレーは表現できていた。それはフィジカル能力の高さであり、優れた組織力であり、安定した精神状態だった。それがチームに大きな安定を与え、連帯感をもたらした。そこには初代表の新しい選手たちが大勢いた。彼らは誰もが最大限の力を発揮しようと努めていた。その意味で、個々の能力は平均値以上に発揮されたが、コレクティブなパフォーマンスでは平均を上回ることがなかった。コレクティブとはオートマティズムであり、その点に関して時間をかけての準備ができなかった。

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　チームが頼りにしたのは、ジャーメインの効率的なプレーだった。たしかに大会最大の発見は佐藤だが、ジャーメインも言及すべき選手であるのは間違いない。ゴールを決めた彼のプレーのひとつひとつはどれも的確だった。実践的であり、効果的でもあった。彼もまた、W杯のグループに入ってもおかしくはない。ただ彼をもう一度見る必要がある」

――というと？〈つづく〉

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