“テレビに映らない”大谷翔平「メチャクチャ寒いよ」気温15度で海にドボン…初スプラッシュヒット争奪戦も「ドジャース連敗で水泡に帰しては」 

　価値ある大谷の初の「スプラッシュヒット」だけに「売る？ 自分で保管する？」という質問には「分からない」と言葉を濁した。通算50球以上の捕球歴があるデーブ・エドランドさんは、拳を振り上げ悔しそうだった。

大谷が放った初の「スプラッシュヒット」（右にスワイプすると「番記者が撮ったホームランボール争奪戦舞台裏」がご覧になれます）　©Getty Images

　一方、ドジャースは4回に逆転を許して敗戦。大谷も4打数1安打に終わり、17年9月の11連敗以来、8年ぶりに7連敗を喫した。デーブ・ロバーツ監督は「うまくかみ合うかどうかだ」と打線の奮起に期待した。大谷は2021年に記録した前半戦自己最多の33本塁打にあと1本に迫った。前半戦は残り2試合。地区2位のジャイアンツとは連敗前の9ゲーム差が4に。ここまでの勢いを水泡に帰すわけにはいかなかった。

翌日、球場にはボンズの姿があった

　その翌日、球場にはジャイアンツだけでなくメジャー史に残る大スラッガーの姿があった。バリー・ボンズである。通算762本塁打を放ったボンズが見せた素顔、そしてロバーツ監督との関係性は非常に興味深いものだった――。〈つづく〉

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