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「ミスしてもいいから打て!」女子バレー39歳トルコ出身の新監督は何を変えたのか? 右腕コーチ陣が証言「考えられない選手は置いていかれる」 

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米虫紀子

米虫紀子Noriko Yonemushi

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photograph byJVA/AFLO SPORT

posted2025/07/15 11:06

「ミスしてもいいから打て!」女子バレー39歳トルコ出身の新監督は何を変えたのか? 右腕コーチ陣が証言「考えられない選手は置いていかれる」<Number Web> photograph by JVA/AFLO SPORT

バレーボール女子日本代表としては史上初の外国人監督となるフェルハト・アクバシュ(39歳)

 千葉大会最終戦は世界ランキング2位のブラジルに0-3で敗れたが、予選ラウンドは9勝3敗と大きく勝ち越した。

「今大会は若手が経験を積むことがキーファクター」と指揮官が語るように、23歳の佐藤を石川の対角に固定し、北窓や秋本など将来性豊かな若手を積極的に起用しながら、3位でファイナルラウンドに進出。“育てながら勝つ”を実践している。

「若い選手に経験を積ませることは大事。(若手の)ポテンシャルは素晴らしいですが、国際レベルで多くの経験を積んでいくことがより重要ですから。そしてそれがいい結果を生むことにもつながっている」とアクバシュ監督。

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 今年の日本代表は、試合でも練習でも、選手たちの表情が明るい。

 リベロの小島満菜美は「若い子達がエネルギーを出してくれているし、監督がいい意味で感情を出してくれるので、チームにいい風を吹かせてくれているなと感じます」と話す。

 新戦力たちの無限の伸び代と、昨年パリ五輪で失意に暮れた選手たちのイキイキとした表情が、このチームの大きな可能性を感じさせた。

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