「こ、好成績でもオールスター落選？」打率.306中野拓夢、パ最多勝・伊藤大海だけでなく…一方で“13発も打率.200”山川穂高は選手間投票で 

・DH
レイエス（日）267打74安16本47点0盗 率.277 RC44.39◆★
ソト（ロ）198打43安8本24点0盗 率.217 RC19.18

　現在、本塁打王のレイエスが順当に選ばれた。例年通り、投票に偏りがあったが、監督推薦がそれをフォローした形だ。好成績を残している中野や伊藤大海だけでなく、両リーグともに好投している救援投手がかなり選に漏れた印象だ。プラス1投票では誰が選ばれるか？

独走ムード阪神の森下、佐藤輝、大山が絶好調だった

《第14週》 ※2025年6月26日から7月6日まで
【チーム順位】
〈セ・リーグ〉
・通算
阪神79試46勝31敗2分 率.597
広島76試37勝35敗4分 率.514
巨人80試38勝39敗3分 率.494
DeNA77試36勝38敗3分 率.486
中日78試33勝43敗2分 率.434
ヤクルト74試23勝47敗4分 率.329
・第14週
阪神9試8勝1敗0分 率.889
広島9試4勝3敗2分 率.571
巨人9試4勝4敗1分 率.500
ヤクルト9試4勝4敗1分 率.500
DeNA9試3勝6敗0分 率.333
中日9試2勝7敗0分 率.222

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　交流戦明けから阪神が突っ走って2位とのゲーム差を6.5差に広げている。DeNAと中日が大きく負け越している。

〈パ・リーグ〉
・通算
日本ハム78試45勝31敗2分 率.592
オリックス75試42勝30敗3分 率.583
ソフトバンク77試43勝31敗3分 率.581
西武76試39勝37敗0分 率.513
楽天76試34勝40敗2分 率.459
ロッテ74試30勝44敗0分 率.405
・第14週
ソフトバンク9試7勝2敗0分 率.778
オリックス8試6勝2敗0分 率.750
日本ハム9試5勝4敗0分 率.556
ロッテ8試3勝5敗0分 率.375
西武8試2勝6敗0分 率.250
楽天8試2勝6敗0分 率.250

　ソフトバンクとオリックスが好調で、日本ハムとの差を縮めた。下位3球団は負け越し。3強3弱体制になりつつある。

【打撃成績】
〈セ・リーグ〉
森下翔太（神）32打11安4本7点0盗 率.344 RC8.84
大山悠輔（神）31打14安0本3点1盗 率.452 RC7.10
ボスラー（中）35打10安2本6点0盗 率.286 RC6.83
並木秀尊（ヤ）34打10安2本5点2盗 率.294 RC6.81
佐藤輝明（神）32打10安2本5点0盗 率.313 RC6.54

〈パ・リーグ〉
水谷瞬（日）31打13安4本7点1盗 率.419 RC9.69
ネビン（西）28打12安2本2点0盗 率.429 RC8.82
宗佑磨（オ）29打10安2本5点0盗 率.345 RC7.67
西川龍馬（オ）15打9安1本5点0盗 率.600 RC6.73
ソト（ロ）25打11安1本7点0盗 率.440 RC5.79

©Kiichi Matsumoto

　セは阪神・森下、大山、佐藤が好調。森下の4本塁打7打点はリーグ1位。盗塁も阪神・中野の3が1位。パは交流戦大活躍の水谷が引き続き好調。本塁打4本も1位。打点はオリックス頓宮裕真の9。盗塁はソフトバンク周東佑京が6と荒稼ぎした。

【投手成績】
〈セ・リーグ〉
デュプランティエ（神）2登2勝16回 責0率0.00 PR3.94
山﨑伊織（巨）2登2勝14.9回 責0率0.00 PR3.61
グリフィン（巨）2登1勝14回 責0率0.00 PR3.45
伊藤将司（神）2登2勝16回 責1率0.56 PR2.94
赤星優志（巨）2登1勝14.8回 責1率0.63 PR2.53

〈パ・リーグ〉
東浜巨（SB）2登2勝13回 責1率0.69 PR3.84
モイネロ（SB）2登1勝1敗15回 責2率1.20 PR3.58
有原航平（SB）1登1勝9回 責0率0.00 PR3.35
内星龍（楽）4登 7.2回 責0率0.00 PR2.85
九里亜蓮（オ）2登2勝 15.1回 責3率1.76 PR2.71

　セは阪神デュプランティエが6月19日のロッテ戦から25イニング連続無失点。救援では広島ハーンが4セーブ。また広島では中﨑翔太、島内颯太郎、森浦大輔、ヤクルト星知弥が4ホールド。パは東浜、モイネロ、有原とソフトバンクの先発陣が好調。救援もソフトバンク杉山一樹が5セーブ、松本裕樹とオリックスのぺルドモが3ホールドを挙げた。

《記録》
　7月3日のヤクルト戦で広島・秋山翔吾が史上79人目の300二塁打を達成。