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「さ、37手詰め」名人・藤井聡太“私服姿で詰将棋マスター”に観る将マンガ家ビックリ「藤井棋聖相手に“賞金5000万円ドリーム”なるか」 

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千田純生

千田純生JUNSEI CHIDA

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photograph byNanae Suzuki/Junsei Chida

posted2025/05/02 11:08

「さ、37手詰め」名人・藤井聡太“私服姿で詰将棋マスター”に観る将マンガ家ビックリ「藤井棋聖相手に“賞金5000万円ドリーム”なるか」<Number Web> photograph by Nanae Suzuki/Junsei Chida

4月の将棋ハイライト。イラストは関連記事などからご覧になれます!

 タイトル戦でのスーツ姿や和服姿が見慣れていることもあり――レアな私服シャツ姿で挑んだ藤井七冠は、超難問だったという評判の中で、ただひとり全問正解という離れ業。伊藤叡王らプロ棋士19人が挑んだ中で6回目の優勝を果たし、マンガ的なキャッチフレーズをつけるなら“詰将棋マスター”ぶりを遺憾なく発揮。編集担当さんがこんな風にも話してました。

「昨年12月、将棋オールスター東西対抗戦のトークショーで、藤井七冠は来年の目標で〈詰将棋解答選手権に出ます〉〈伊藤叡王の優勝を阻止できれば〉といった感じでユーモアを交えたコメントで盛り上げてらっしゃったんですが……その3カ月後に全問正解で優勝するとは」

名人戦第1局でも鮮やかな「37手詰め」終盤力

 考えてみれば、現場取材した名人戦第1局でも「37手詰め」を実現した藤井名人の終盤力に、検討室の棋士が「いやー……頭の片隅にもなかったー」など、感嘆の声を上げたのは先日のイラスト記事でも触れました。そんな藤井将棋の凄まじさを肌で感じ取りつつも、初夏を迎える将棋界の熱戦に期待しています。〈将棋特集:つづく。構成/茂野聡士〉

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