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西川史礁「“負けず嫌い”で前に進んだライバル佐々木泰との絆」
posted2025/01/07 09:00
text by
石田雄太Yuta Ishida
photograph by
JIJI PRESS
'24年のドラフトで指名された大学4年は高校3年のときに“コロナ禍”で甲子園を奪われた世代である。マリーンズに1位で指名された青山学院大の西川史礁は、当時をこう振り返った。
「高校時代(龍谷大平安)は夏の甲子園に出るためにキツい思いをして冬の練習をやってきたのに、その甲子園が中止になって、目指す場所がなくなった現実を受け止められませんでした。でも独自で夏の京都大会を開催してくれて、優勝できた。最後までやりきる力はあのときについたと思っています。そう考えるとあの経験もプラスだったかなって」
'23年の青山学院大からはカープに常廣羽也斗、タイガースに下村海翔と2人のピッチャーがドラフト1位で指名された。そして'24年も野手が2人、西川と、佐々木泰がカープに1位で指名されている。