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「きっかけは眞鍋（政義）さん！」女子バレー日本代表・山田二千華がネガティブからポジティブに変わったワケ「おまえ次第だって言われて…」
posted2024/12/28 11:37
大好評シリーズ動画「Number Volleyball Night」でバレーボール女子日本代表元キャプテン・荒木絵里香（左）がパリ五輪日本代表の山田二千華に迫った
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
大好評シリーズ、動画「Number Volleyball Night」女子シリーズ第3回では、荒木絵里香さんと山田選手が同ポジションだからこそ聞き出せるミドルブロッカーの醍醐味、常に突き付けられてきた課題などをトーク。話すほどに、共に戦った東京オリンピックの頃とは見違えるように逞しくなった後輩の活躍ぶりに驚き、さらには、ある共通点があることが判明。お互いある時期にサーブの打ち方を変えていたのだ。片手トスから両手トスに変更し、サーブ力に磨きがかかることになったきっかけとは？ いかにして一番サーブを楽しむほどのメンタリティを身につけられたのか。パリに向けての取り組みを紹介する。
名前の由来は「2000年生まれなので…」
荒木 早速ですが、「山田二千華選手への一問一答」から始めたいと思います。深く考えないで、ポンポンとアンサーしてください。いけそう？
山田 はい、頑張ります。
荒木 まず最初に、二千華のことから。名前の由来は？
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山田 2000年生まれなので「二千」という字を入れたのと、華やかな人生を送ってほしいということで「華」をつけて「二千華」となりました。
荒木 いい名前。自分の注目してほしいプレーはどこ？
山田 今シーズンはサーブです。
荒木 ミドルブロッカーとして最も大切なことは何？
山田 攻撃に入り続けること。
荒木 うん、大事。一番サーブが多いと思うけど、そのサーブの時の心境は？
山田 えっ……心境……ワクワクの方が大きいと思います。
荒木 おー。一番得意な攻撃パターンは？
山田 ワンレグ（アタッカーが片足踏み切りでジャンプし、平行移動しながら打つ移動攻撃。ブロード攻撃のこと）の一番長い攻撃。
荒木 アンテナいっぱいのとこね（ネットの両端にあるアンテナ付近までトスを伸ばしたブロード攻撃）。バレーボールの今のプレーの課題は？
山田 オフェンスの決定力。
荒木 最後は試合のことをいきますね。試合前、緊張するタイプ？
山田 はい。
荒木 緊張してるの？ 試合の日のルーティーンは？
山田 右足からシューズを履きます。
荒木 今までで一番嬉しかった試合は？
山田 2023年のVリーグの決勝。
荒木 一番、悔しかった試合は？
山田 パリオリンピックのブラジル戦。
荒木 試合のあった日、夜はどう過ごす？
山田 リカバリーに努めます（笑）。
荒木 はい、ありがとうございます。終わりです。すごい、全部すいすいと返ってきた！
山田 手汗、めっちゃかいています。
気になったアンサーを深掘り
荒木 いろいろ答えてもらった話から気になったアンサーもあったのでこの後、深掘っていきます。自分の見てほしいというサーブのこと。サーブは最初から得意でした？
山田 いいえ。
荒木 そうですよね。いつから武器になった？
