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メジャーリーグPRESSBACK NUMBER
「2024年、最も大谷翔平を報じたキャスター」三宅絹紗アナが選ぶ「最高の場面」「大谷“以外”のMVP」…本人直撃取材でまさかの“ボケ”も!?
text by

佐藤春佳Haruka Sato
photograph byHirofumi Kamaya
posted2024/12/11 11:02
NHK・BS『ワースポ×MLB』の平日キャスターを2024年から務める三宅絹紗アナウンサー
三宅アナウンサーは2019年から23年まで『岩手めんこいテレビ』のアナウンサーを務めた。大谷は当時すでに海を渡っていたが、二刀流の故郷で生活し、県内のさまざまなニュースを伝えるなかで、その存在の大きさは常に感じていたのだという。
三宅 2021年のシーズンMVP、22年の2桁勝利と2桁本塁打など、大谷選手のニュースを県内に伝える一員であったことは本当にありがたかったです。岩手の方は大谷選手のことを物凄く応援していますし、どこか親戚のような温かい眼差しで見守っている感じがある。町に行けば「今日はどうだった?」、「打ったね」という会話があって、その活躍が皆さんの日々の励みになっていると感じました。世界のスーパースターだけれど、いつまでも身近な存在として岩手の皆さんの心の中にあるんですね。
大谷選手相手にまさかの「ボケ」発動!?
――そのスーパースターを今夏のオールスターでは直接取材されました。
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三宅 大谷選手を前にしてすごく緊張するかなと思っていたんですが、案外そうでもなくて……。というのもあの日のアーリントン(テキサス)は気温が41度くらいあって凄く暑かったんですよ。炎天下の中で1時間くらい立っていたら眩しさで目がチカチカしてきて……。大谷選手は茶色のスーツを着ていたのですが、真っ赤なカーペットとの対比もあってなぜか私の目にはカーキ色に見えていた。だから開口一番「どうしてお洋服はカーキ色なんですか?」って。
――大谷選手の反応は?
三宅 え? とびっくりしていましたね。でも「これ茶色ですよ。デコピンカラーです」と笑いながら答えてくれました。
――ツッコミを入れてくれたわけですね。
三宅 私のボケが発動してしまいました。申し訳なかったんですが、後ろで真美子さんも笑ってくださったので、本当にありがたかったです。

