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サッカー日本代表から消えた怪物「ケガして以降…」「なんで評価されへんねん」小倉隆史に平山相太、“堂安律が愛した天才パサー”の挫折
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byAFLO SPORT,Toshiya Kondo
posted2024/06/10 17:02
小倉隆史と平山相太。「怪物」と呼ばれながら、挫折を味わった元日本代表選手は多い
それは……“嗜む程度”だったとはいえ、お酒だったという。
ガンバで結果を残せず、FC岐阜に行ってもその習慣は変わらず、FC琉球、VONDS市原とキャリアを上向かせることができないまま25歳で引退した。
ただ、サッカーへの情熱は失っていないようだ。
市丸は現役引退後、社会人クラブ「FC SONHO 川西」で選手兼ジュニアコーチとして活動し、子供たちがサッカーに打ち込める環境づくりのために粉骨砕身している。実際、本人も「毎日充実しています」と語るように……セカンドキャリアを前向きに進んでいるようだ。
礒貝、岩本、前園…苦悩を味わった選手が多い中で
この3人に加えて礒貝洋光や岩本輝雄、前園真聖など、ブルーのユニフォームを身にまといながらも苦悩を味わった選手たちは多い。
ただ視点を変えれば、それだけの“チーム内競争”が日本代表にあったからこそ、世界の舞台で戦えるチームになったのかもしれない。
<第1回からつづく>