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「日本人の入手は難しい」「内野席25万円」自力でチケットを買ったドジャース韓国開幕戦…大谷翔平・ダルビッシュを観に行った“私の生観戦記” 

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posted2024/03/25 17:13

「日本人の入手は難しい」「内野席25万円」自力でチケットを買ったドジャース韓国開幕戦…大谷翔平・ダルビッシュを観に行った“私の生観戦記”<Number Web> photograph by Yuko

メジャーリーグ「ドジャース対パドレス」の開幕戦が行われた高尺スカイドーム前

「チケットが手配できました」

 年をまたいで2024年1月末のチケット発売日、なんと代理店から「チケットが手配できました」と連絡がきた。ドジャース側内野席は25万円(1日目)、外野3階席(2日目)は7万円であった。入場の仕方だが(韓国住民番号を有する)韓国人チケットホルダーと同行入場する。その入場をこの代理店が現地でサポートしてくれる、という形であった。

 さきほど記載した海外大手マーケットプレイスでは、転売価格は50~100万円と超高額に跳ね上がっており、しかもチケットホルダーとどう連絡をとり、どう同行入場を行うか事前に相談することができない。通常の試合なら転送されてくる転売電子チケットを受け取るだけでOKだが、今回のような同行入場が必須という特殊な試合では、(もし買える価格のチケットが出品されたとしても)購入リスクが高いと思われた。

 ホームページがあり、LINEを介して日本語で連絡がとりあえる代理店経由での購入が、最も無難と思われた。これらの情報を発売後の短い時間で検討し(迷っている時間はなかった)、上記の代理店からチケットを買うことを決めた。

いざ、球場へ……

 こうして無事、ソウルにやってきたわけだ。思えばここまで、日本人選手の移籍先、ナゾだらけのチケット販売形式、意表をついたス―パースターの結婚発表など、二転三転する情報を追いかける日々だった。今それらの情報はきれいに整理され、チケットもなんとか運よく手にし、新しいシーズンの開幕を楽しめばよいだけとなった。

「オラ、わくわくしてきたぞ!」

 大好きな悟空の気持ちになって、天下一武道会を目前にし、そう叫んだ。いざ高尺スカイドームへ! 

〈つづく〉

#2に続く
「日本人の方ですか?」韓国人と同行“あっさり入場できた”ドジャース開幕戦…生で見た大谷翔平、ダルビッシュ「ダッシュする人々もいた」

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