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大谷翔平の妻登場に「オオタニは嘘をついた」韓国人は日本人メジャーリーガーをどう見ている? オフで一番の話題は「ダルビッシュのカフェ訪問」
posted2024/03/20 17:01
text by
崔碩栄Che Sukyoung
photograph by
Che Sukyoung
メジャーリーガーが韓国にやって来た。
仁川国際空港に登場した大谷韓国ファンクラブ
3月20日に韓国で初めて開かれるメジャーリーグ開幕戦のため、15日午前1時、サンディエゴ・パドレス選手団が仁川国際空港に到着し、その約12時間後の午後2時にはロサンゼルス・ドジャースの選手団が仁川空港に姿を現した。
パドレスの到着時間は未明だったため出迎えのファンは少なかったが、韓国でも人気の球団であるドジャースの入国時間には数百人のファンが空港に集まり、選手たちを待ち構えた。ファンはそれぞれ選手のユニフォーム、帽子、写真などを持ってサインをもらう準備をしており、選手の写真を撮るためにカメラを持ちながら待っているファンも多かった。 その中でも最も目立ったのは到着ロビーに「Ohtani Welcome」と書かれた二つの大型横断幕。これは「大谷韓国ファンクラブ」の会員が設置したものだった。
午後2時30分、ドジャースの選手たちが入国ロビーに登場すると、国内外の記者、ファンの歓声とカメラのフラッシュが鳴り響き始めたが、意外にも空港での歓迎モードはあっけなく終わってしまった。ギャビン・ラックスなど一、二人の選手が空港に来たファンにサインをしてあげただけで、ほとんどの選手はメディアやファンへの挨拶や接触もなく、すぐに空港を出て行ったからだ。朝から待った、地方から駆けつけたファンは少なからずがっかりさせられたが、安全などを顧慮した空港と球団側の計画のようだった。
大谷の父親と写真を撮るファンも
選手たちはスタジアムから車で20分ほど離れた汝矣島のホテルに移動したが、入国日である15日には自由時間が与えられたようで、ソウル市内のあちこちでゲリラのように現れる選手たちの「目撃談」が写真とともにSNSに報告された。