卒業後、“二軍新球団”に挑む選手も

ハヤテに入団した大生虎史（一番右、背番号11）　©KYODO

　今季から二軍の公式戦に参入する球団へ進む高校生もいる。静岡県を本拠地とする「くふうハヤテベンチャーズ静岡」には柳ヶ浦（大分）の最速148キロ右腕・大生(おおばえ)虎史(こうし)投手が、新潟県を本拠地とする「オイシックス新潟アルビレックスBC」には関根学園（新潟）で遊撃手として躍動した山田龍青内野手が、ともに球団唯一の高卒ルーキーとして加入した。将来のNPB入団へ向け、アピールを続けていく。

　一昔前と比べ、球児たちが野球を続けるステージの選択肢は確実に増えてきた。これまで培ってきた経験を糧に、新天地での活躍を期待したい。

＜「甲子園スターの進路」編と合わせてお読みください＞